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レーザー式の美顔器が気になっているとき、最初に確かめたいこと
「家庭用レーザー」は、数としては多くありません
家庭用の美顔器を見ていくと、RF(高周波)、EMS、イオン導入、LED、スチームといった方式が並びます。そのなかでレーザーを使う機器は、顔向けではごく少数です。トリアFRXは、その数少ない選択肢のひとつとして名前が挙がります。
方式が珍しいぶん、「他の美顔器と同じ感覚で選んでいいのか」が分かりにくい機器でもあります。本体価格も安くはありません。買ってから「思っていた使い方と違った」となると、戻すのが難しい買い物です。
この記事で見るのは、効果ではなく「運用」です
この記事では、トリア日本公式サイトの商品ページと、メーカーが配布している取扱説明書(日本語ページ)だけを根拠に、次の点を整理します。1回にかかる時間、続ける周期、お金のかかり方、一緒に使うスキンケアの順番、そして使えない条件です。
肌がどう変わるかという話は扱いません。そこは個人差が大きく、公式サイトに載っている調査結果も、使う条件がそろった人の回答です。当サイトが比べられるのは「その条件を自分の生活で満たせるかどうか」までです。美容家電の選び方そのものは美容家電の選び方|「続けやすさ」から逆算する5つの基準で整理しています。
医療行為の話ではありません
この記事は診断や治療の案内ではありません。肌に気になる症状があるとき、持病や服薬があるとき、美容医療を受けた直後のときは、機器を買う前に医師へ相談してください。以降に出てくる注意事項も、メーカーの記載をそのまま紹介するものです。
どんな機器なのか|顔専用で、当てられる範囲が決まっている
公式サイトが書いていること
トリア日本公式サイトの商品ページには、1440nmの波長を使う非剥離(ノンアブレーティブ)のフラクショナルレーザーを採用していること、アメリカのFDA認可を受けていることが書かれています。なお、FDAの認可はアメリカの制度の話で、日本国内の医療機器としての承認とは別のものです。日本では家庭用の美容機器として販売されています。
取扱説明書の「使用目的」は、日本語版だと短い
同梱される取扱説明書は多言語で1冊にまとまっています。日本語ページの「使用目的」は「TRIA FRXの使用後の肌の滑らかさをご期待ください」という1文です。一方、同じ説明書の英語ページには「目尻のシワ(crow’s feet)に対して用いる」と部位が明記されています。
どちらも同じ説明書に載っている記載です。買う前に「どこに使う機器なのか」を具体的に知りたい場合は、英語ページまで目を通したほうが輪郭がはっきりします。目尻まわりの悩みについては目尻の細かいシワ・ちりめんジワが気になるときでも、家電の前にできることを整理しています。
取扱説明書が「改善は望めない」と書いているもの
取扱説明書の禁忌事項には、次の症状がある場合は使用できないとして、4項目が並んでいます。期待してはいけないものが名指しされているので、ここは買う前に読んでおきたい部分です。
- にきび、吹き出物:レーザーはにきびや吹き出物の改善は望めません
- 毛細血管拡張:レーザーは毛細血管拡張の改善は望めません
- 色素異常症:使用の可否は医師にご相談ください
- そばかす:レーザーはそばかすの改善は望めません
公式サイトのよくある質問には「ニキビ跡や色むらが改善されたとのお声も多くいただいております」という記載もあります。ただし、こちらは利用者の声として紹介されているもので、臨床試験として示されている内容とは区別して読む必要があります。感想には個人差があり、効果を保証するものではありません。
顔だけ。首にもボディにも使えません
取扱説明書には「お顔以外の部位に使用しないでください。身体の他の部位への使用は未試験のため、リスクが判明していません」とあります。公式サイトのよくある質問でも「顔専用です」「顔以外での使用はできません」と答えられています。
首やデコルテまで1台で済ませたい人には向きません。部位をまたいで使いたいときは、方式ごとに適用範囲が違うので、1台にまとめるか分けるかの判断から入ることになります。
1回にかかる時間|ケアレベルで2分・4分・10分に分かれる
顔を4つのゾーンに分けて当てる
取扱説明書の使い方のページには、顔を4つのゾーンに分けた図が載っています。額がひとつ、左右の目の下から頬にかけてがそれぞれひとつ、口まわりからあごにかけてがひとつ、という分け方です。各ゾーンに、機器が「ピー」と鳴るまで当てます。
レベル1は30秒、レベル2は1分、レベル3は2分30秒
ケアレベルは3段階で、取扱説明書では「慣らしレベル1」「ケアレベル2」「ケアレベル3」と呼ばれています。1ゾーンあたりの時間は、レベル1が30秒間隔、レベル2が1分間隔、レベル3が2分30秒間隔と明記されています。
ここから1回の所要時間を出すと、次のようになります。公式サイトの商品ページにある「2〜10分/回、出力に応じて」という記載と、計算結果が一致します。
- レベル1:30秒×4ゾーン=約2分
- レベル2:1分×4ゾーン=約4分
- レベル3:2分30秒×4ゾーン=約10分
最初からレベル3では使わない前提です
レベル1が「慣らし」と名づけられているとおり、いきなり最上位で使う設計ではありません。取扱説明書は、最初に使う前に腕の外側でテスト照射をするよう勧めています。手順は、当てる部分を清潔にして乾かし、照射口を前腕に水平に当て、ゆっくり左右に数秒間滑らせる、というものです。
そのうえで「ケア後24時間置いてケア部位を確認します。肌に異常が見られなければ、毎日のケアが可能です」と書かれています。つまり、買ったその日から顔に当てるのではなく、まず1日待つところから始まります。
準備と片付けを足すと、実際はもう少しかかります
照射そのものの時間は2〜10分ですが、使い方の1番目は「使用前に洗顔して水気を拭き取ります」です。顔に何も塗っていない状態をつくり、終わったあとに保湿をする流れになるので、夜のスキンケア全体の順番が変わります。
1回3分前後で終わる機器との比較では、この前後の組み替えまで含めて考えたほうが現実に近くなります。短い時間で成立させる考え方は1回3分でも成立する美容家電の使い方にまとめています。
続ける周期|週5日を12週間、そのあと4週間休む
取扱説明書に上限が書かれています
取扱説明書には「TRIA FRX の使用は1週間に5日、連続使用は12週間までに留めましょう。13週間以上続けての使用はお避け下さい」と書かれています。公式サイトのよくある質問でも「まずは12週間、週に5回使用してください。その後は4週間休み、このサイクルを繰り返します」と案内されています。
毎日使い続ける機器ではなく、使う期間と休む期間がセットになっている点が、他の美顔器と大きく違うところです。「気が向いたときに使う」では設計どおりになりません。
「8週間、毎晩」という記載もあります
同じ公式サイトのよくある質問のうち、技術の説明のほうには「TRIA FRXの場合はまず8週間、毎晩使用し、その後4週間休みます」という回答もあります。週5日・12週間という案内と並んでいるため、どちらに従うか迷う書き方になっています。
当サイトとしては、上限が明記されている取扱説明書の記載(1週間に5日、12週間まで)を基準に考えることを勧めます。実際に購入した場合は、同梱の説明書の指定を優先してください。
サイクルで数えると、1年で約195回
12週間使って4週間休むと、1サイクルは16週間です。この間の使用回数は、週5回×12週で60回。1年は52週なので、52÷16で約3.25サイクル、60回×3.25で年間約195回という計算になります。
時間に直すと、レベル2(1回4分)なら年間約780分、レベル3(1回10分)なら年間約1,950分です。後者は約32時間半で、1年のうち丸1日以上を顔に当てている計算になります。ここを許容できるかが、続くかどうかの分かれ目です。
同じ場所は1日1回まで、次まで24時間空ける
取扱説明書の警告には「同一部分へのケアは1日に一度のみご使用ください」「ケア終了後、本製品は自動で電源が切れます。次に使用する前に最低24時間空けてください」とあります。朝と夜に分けて使う、物足りないからもう1周する、といった使い方は想定されていません。
夜に使う機器であること|赤みが引くまでの時間を先に知る
使用中・直後に起きるとされていること
取扱説明書の「使用後のお肌の変化」には、使用中または直後に、刺すような痛み、かゆみ、ぴりぴりする軽い不快感を感じることがある、日焼けあとのように熱く感じることもある、と書かれています。これらは正常なもので、通常は数分から数時間で治まるとされています。
赤みは一晩から3日、腫れは一晩が目安
同じページには、一時的に肌が赤くなる場合があり、通常は一晩から3日以内に消えるとあります。そのほかに起こりうるものとして、肌が腫れる(通常は一晩で元に戻る)、肌が剥けたり乾燥する、一時的な茶色いしみができる、が挙げられています。
公式サイトのよくある質問では「ケア直後の赤みは1〜2時間で収まります」とされ、おやすみ前の使用が推奨されています。取扱説明書も「夜のスキンケアに組み込んで習慣化すること」を勧めており、副作用は通常就寝中に解消する、という説明です。
翌朝に予定がある日をどう扱うか
週5日というのは、裏を返せば週2日は休める、ということです。翌朝に人と会う予定がある日を休みに充てる、という組み方ができます。12週間のあいだ、どの曜日を休みにするかを先に決めておくと、迷って回数が減るのを防げます。
なお、赤みや腫れが1週間以上続く場合は、取扱説明書が使用の中止と医師への相談を指示しています。「続けるうちに軽くなる」と書かれている範囲を超えたら、自己判断で続けないでください。
一緒に使うスキンケア|当てる前は、顔に何も塗らない
油分が照射口に付くと、レーザーを遮ります
取扱説明書のお手入れの項目に、はっきりした記載があります。「最大の効果を引き出すために、レーザー照射口を清潔に保ってください。油、ローション、化粧品などの付着物はレーザーを遮断し、ケアの妨げになります」。
つまり、化粧水や美容液を塗ってから当てる機器ではありません。使い方の1番目が洗顔と水気の拭き取りである理由も、ここにあります。イオン導入のように「先に塗って、家電で入れる」タイプとは、順番が逆になります。
手順は「洗う→乾かす→当てる→そのあと保湿」
- 洗顔して、水気をきちんと拭き取る
- 何も塗らない状態で、ケアレベルを選んで当てる
- 終わってから、いつもの保湿に戻る
- 照射口が汚れたら、柔らかい布で拭く
家電を使う日にスキンケアをどう組み直すかは、機種によって答えが変わります。重ねるものを減らす考え方は家電を使う日のスキンケアの順番にまとめています。
純正のスージングジェルは「ケアのあと」だけ
トリアには純正のスージングジェルがあり、公式サイトの価格は5,000円です(2026-10-31確認)。注意したいのは、同じジェルでも機器によって使うタイミングが違う点です。公式サイトの商品ページには、脱毛器の4Xでは照射の前後に塗る、FRXでは「ケア後にジェルを塗布してください。施術前には使用しないで下さい」と書かれています。
1台で両方を持っている場合は、同じジェルを逆のタイミングで使うことになります。説明を読まずに「レーザーの前に塗るもの」と覚えてしまうと、FRXでは逆になります。
容量の記載がないので、1回あたりは出せません
このジェルについては、日本公式サイトの商品ページにも英語版の商品ページにも、内容量(mLやg)の記載が見当たりませんでした(2026-10-31確認)。そのため、当サイトでは1回あたりいくらになるかを試算できません。何か月もつのかを知りたい場合は、購入前に問い合わせることになります。
専用ジェルが必須かどうかで年間費用は大きく変わります。純正と代用の判断軸は美顔器の専用ジェルの選び方|純正か代用かは年間費用と保証で決めるで整理しています。
新しい化粧品を試す日と重ねない
レーザーを当てた直後の肌は、取扱説明書が書いているとおり、一時的に赤くなったり乾燥したりすることがあります。その日に新しい美容液やレチノール入りの化粧品を試すと、何が原因で変化が出たのか分からなくなります。レチノール入りの化粧品を初めて使うときでも触れていますが、変える要素はひとつずつにしてください。
お金の話|消耗品がないかわりに、最初に98,000円
本体価格と、含まれているもの
日本公式サイトの表示価格は98,000円でした(2026-10-31確認)。商品ページには日本への送料無料と記載があります。セット内容は、本体、海外対応充電器(日本プラグ対応)、クイックスタートガイド、取扱説明書です。商品ページには充電がUSB-Cポートになったと書かれており、取扱説明書には充電スタンドが100〜240VAC・50/60Hzに対応するとあります。
カートリッジ交換も定期メンテナンスもありません
取扱説明書のメンテナンスの項目には「本製品は定期的なメンテナンスも特別なメンテナンスも必要としません」と書かれています。照射回数の上限でカートリッジを買い替える仕組みも、専用ジェルを使わないと動かない仕組みもありません。
ここは、カートリッジ式の光美容器や、専用ジェルが前提の美顔器と対照的です。たとえばZIIP HALOは続けられるかでは専用ジェル代が月単位で積み上がり、家庭用光美容器(IPL)の選び方ではカートリッジの照射可能回数が費用を左右します。トリアFRXは、そのどちらも発生しない代わりに、最初に全額を払う形です。
1回あたり・月あたりに直してみる
本体代98,000円を、公式の使い方どおりに使ったときの回数で割ると、次のようになります。消耗品がないため、これがほぼそのまま維持費になります。
- 1サイクル(12週×週5回=60回)でやめた場合:1回あたり約1,633円
- 1年(約195回)使った場合:1回あたり約503円/月あたり約8,170円
- 2年(約390回)使った場合:1回あたり約251円/月あたり約4,080円
価格は2026-10-31にトリア日本公式サイトで確認した98,000円を使い、回数は公式サイトのよくある質問と取扱説明書に書かれた周期から計算しています。1サイクルだけ試して合わなかった場合、1回あたりは1,600円を超えます。「とりあえず買って様子を見る」が成立しにくい価格帯だと分かります。
本体以外にどんな費用が乗るのかは、機種を問わず美容家電にかかる維持費の全体像で整理しています。
バッテリーは消耗品に近い部分です
公式サイトのよくある質問では、バッテリーはフル充電で約45分間もち、5日分のケアができるとされています。あわせて、使い続けるうちに内蔵バッテリーは消耗し、フル充電で使える回数は少しずつ減っていく、とも書かれています。取扱説明書にもリチウム電池内蔵と明記され、廃棄は自治体の規則に従うよう指示されています。
バッテリー交換の案内は見当たりませんでした。何年使えるかはカタログからは読み取れないため、「長く使うほど1回あたりが下がる」という計算は、バッテリーが持つ範囲での話になります。
セールとクーポン|独身の日セールは2026年10月31日から11月12日まで
トリア日本公式サイトでは、独身の日セールが行われています。トップページに「独身の日セール開催中」と表示され、セール対象をまとめたページには「今なら最大15%オフ。対象のTriaセット限定。」とあります(2026-10-31確認)。期間が2026年10月31日(土)から11月12日(木)までであることは、トリアが提携メディア向けに配布している資料に書かれていた内容で、公式サイト側には期間の記載が見当たりませんでした。
セール対象のページで値引き表示が付いているのはセット商品だけで、FRX単体の表示価格はセール中も98,000円のままです。FRX単体に使える割引として案内されているのがクーポンコードで、共通クーポンコード「TRIAFAN」を入力すると全品20%OFFになるとされています。このコードと割引率も、公式サイトではなく提携メディア向けの配布資料に書かれていた内容です。
20%を引くと98,000円は78,400円ですが、これは当サイトが表示価格から計算した参考値です。配布資料には予告なく内容を変更・中止する場合があると書かれており、公式サイトのカートにも「税金、送料、クーポンコード適用後の金額は注文確認時に計算されます」とあります。実際に支払う金額と適用条件は、購入前にカートでご確認ください。
この記事の1回あたりの費用は、表示価格の98,000円で計算しています。クーポンで2割引になれば、1回あたりの金額も同じ割合で下がります。
この節は2026-10-31に確認した内容です。11月13日以降にお読みの場合は、ここに書いた期間とクーポンが終わっている可能性があるため、公式サイトで今の条件をご確認ください。
保証の記載が2つある|商品ページは1年、取扱説明書は2年
実際に確認した内容
日本公式サイトの商品ページには、セット内容の下に「送料無料」「1年保証」と並んでいます。一方、取扱説明書の日本語ページの保証期間の項目には「通常の使用において、本製品は最初の購入日から2年間、材料または製造上の欠陥に対して保証されます」とあります。どちらも2026-10-31に確認した記載です。
当サイトでは、どちらが正しいかを判断できません。10万円近い買い物で保証期間が1年違うのは小さくない差なので、購入前に販売元へ確認することをおすすめします。
保証の対象外になる使い方
取扱説明書は、保証が最初の購入者にのみ適用されるとしたうえで、次に起因する損害には適用されないと書いています。中古で譲り受けた場合や、純正以外の充電器を使った場合が含まれる点は、知っておいて損がありません。
- 事故、誤用、乱用、改造
- 許可されていない者による修理
- 不適切な電源への接続
- 許可されていないアクセサリとの使用
取扱説明書には「充電には、付属の充電スタンドと充電コードだけを使用してください。正規品以外の使用は故障の原因となります」という記載もあります。手持ちのUSB-C充電器で代用したくなる形ですが、ここは純正のままにしておくのが無難です。
共有しない前提の機器です
公式サイトのよくある質問では「お一人様で使用することを前提とした設計です。衛生面から共有はおすすめしません」とされています。家族で割り勘にして1台を回す、という使い方は想定されていません。費用を人数で割って考えないでください。
使えない人・使えない場所・使えない日
年齢と、妊娠・授乳中
取扱説明書の警告には「18歳未満の方はご使用にならないでください。18歳未満の方は臨床試験の対象外であり、安全性が保障できません」「妊娠・授乳中の方は使用しないでください。妊娠・授乳中の方への臨床試験を実施していないため、使用した場合のリスクが不明です」とあります。
公式サイトのよくある質問では、妊娠中について「医師へご相談ください」という書き方になっています。記載に差がありますが、当サイトでは、より慎重な取扱説明書の指示に従うことを勧めます。
目のまわりは「骨を感じる範囲」まで
警告には「眼球やまぶたに直接使用したり、目に製品を向けたりしないでください」「使用は、目のまわりで肌の下に骨を感じる範囲だけに限定してください」と書かれています。目尻のシワが気になって、つい近づけたくなる場所だけに、ここは手で骨の位置を確かめてから使う必要があります。
タトゥー・アートメイクのある部分
「入れ墨や、アートメイクのある部分に使用しないでください。入れ墨を損傷したり肌を傷つけるリスクがあります」と明記されています。眉のアートメイクをしている場合、額のゾーンを当てるときに範囲が重ならないか、事前に確認してください。
日焼けした肌と、美容施術のあと
「日焼けした肌に使用しないでください。使用した場合、暗くなった肌色が抜けるまで3か月以上要する場合があります」という警告があります。夏に日焼けをすると、そのサイクルは始められない可能性があります。日焼けあとの肌の扱いは日焼けしたあとの肌にやることにまとめています。
また「疾患のある肌や、ピーリング、リサーフェシング、ボトックス、皮膚充填のような施術後のダウンタイム期間に本製品を使用しないでください」ともあります。クリニックでの施術と並行して使うことは想定されていません。
当日に赤みや傷がある日
禁忌事項には、皮膚感染症、日焼け、切り傷などによる、痛みを感じたりひりひりする肌には使用しない、とあります。さらに「ケアによって赤くなったり腫れた肌には使用しないでください。赤みや腫れが消えるまで次のケアは中止してください」とも書かれています。週5日の予定を守ることより、肌の状態を優先する作りになっています。
買う前に決めておきたい3つのこと
1. 夜の12週間を確保できるか
週5日を12週間。これが最小の単位です。出張や旅行が続く時期、翌朝が早い日が多い時期に始めると、途中で崩れます。カレンダーを見て、12週間先までの予定が比較的落ち着いている時期を選んでください。
続かなくなる理由の多くは、買う前に分かるものです。美容家電が続かない4つの理由にまとめているので、不安があるうちに読んでおくことをおすすめします。
2. どのレベルで続けるつもりか
レベル2(1回4分)とレベル3(1回10分)では、12週間の合計時間が240分と600分で、2倍以上違います。公式サイトの調査が「中〜高出力」で行われている点を踏まえると、低いレベルのまま続けることが想定どおりかどうかも、確認しておきたいところです。この調査は87人・12週間・週5回ですが、取扱説明書は同じ調査の出力を「5回/週を最大出力設定で」と書いていて、公式サイトの記載と一致しません。どちらが正しいかは当サイトでは判断できませんが、どちらの記載でも、いちばん低いレベルのまま続けることは調査の条件には含まれません。
毎晩10分を12週間確保できるかは、買ってから考えることではありません。レベル3を前提にするなら、就寝前の10分を何と入れ替えるかまで決めておくと、始めてからぶれません。
3. 合わなかったときの引き返し方
テスト照射の段階で水ぶくれやかさぶたができた場合、取扱説明書は使用の中止を指示しています(こうした反応は稀だとも書かれています)。その時点で本体が手元に残ります。返品や交換の条件は販売元によって違うため、どこで買うかを決める前に確認しておいてください。
使わなくなった家電の扱いは、リチウム電池を内蔵しているぶん、普通ごみとは別の手順になります。判断の順番は美容家電のお手入れと収納も参考になります。
他の方式と迷っているとき
「夜の時間が取れない」ならLEDマスクのほうが近い
トリアFRXは、顔を4つに区切って1ゾーンずつ手を動かす機器です。手が塞がり、画面も見られません。同じ「夜に使う家電」でも、かぶって待つだけのLEDマスクとは、拘束のされ方が違います。LED美容マスクの選び方と見比べると、自分の生活に合うほうが見えてきます。
「スキンケアと一緒に使いたい」なら方式が逆です
美容液を塗ってから使いたい人には、イオン導入やエレクトロポレーションの系統が近くなります。前に塗るか、あとに塗るかで、夜の順番がまるごと変わります。方式ごとの違いはRF・EMS・イオン導入の違いで整理しています。
記録をつけると、12週間が判断材料になります
12週間は短くありません。途中で「変わっている気がする」「変わっていない気がする」が行き来します。同じ明るさの場所で、週に1度だけ写真を撮っておくと、4週間の休みに入るときに見返せます。やり方は肌の調子を記録するとケアが続く理由にまとめています。
まとめ|周期を守れる人のための機器
ここまでの内容を整理します。
- 公式サイトの価格は98,000円。カートリッジも専用ジェルも必須ではなく、消耗品はほぼありません
- 1回の時間はケアレベル次第で、顔4ゾーン×レベル別の時間から2分・4分・10分に分かれます
- 取扱説明書は「1週間に5日、12週間まで。13週間以上は避ける」と上限を定めています
- 当てる前に顔へ何も塗らないのが前提です。塗るのはケアのあとになります
- 赤みは一晩から3日が目安とされ、夜に使う機器です。1週間以上続くときは中止して医師へ
- 保証の記載が商品ページ(1年)と取扱説明書(2年)で違います。購入前に確認してください
この機器の難しさは、出力でも価格でもなく「周期」にあります。12週間続けて4週間休む、という設計を生活に置けるかどうか。そこが合う人には消耗品のない機器で、合わない人には高価な置物になります。買う前に判断できるのは、ほぼそこだけです。
よくある質問(FAQ)
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トリアFRXは毎日使っていいですか?
取扱説明書は「1週間に5日、連続使用は12週間まで」としています。同じ場所へのケアは1日1回までで、次の使用まで最低24時間空けるよう書かれています。
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1回にどれくらい時間がかかりますか?
ケアレベルで変わります。1ゾーンあたりレベル1が30秒、レベル2が1分、レベル3が2分30秒で、顔は4ゾーンに分けるため、合計で約2分・約4分・約10分になります。
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美容液を塗ってから使いますか?
逆です。取扱説明書は、油やローション、化粧品の付着物がレーザーを遮断するとして、照射口を清潔に保つよう求めています。使い方の最初も洗顔と水気の拭き取りです。
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専用のジェルを買わないと使えませんか?
必須ではありません。純正のスージングジェルはありますが、FRXではケアのあとに塗るものとされています。なお公式サイトに内容量の記載が見当たらず、1回あたりの金額は試算できませんでした。
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首やデコルテにも使えますか?
使えません。取扱説明書は「お顔以外の部位に使用しないでください」としており、公式サイトのよくある質問でも顔専用と案内されています。
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使ったあと、赤くなっても大丈夫ですか?
取扱説明書は一時的な赤みを通常の範囲とし、一晩から3日以内に消えるとしています。ただし赤みや腫れが1週間以上続く場合は、使用を中止して医師に相談するよう書かれています。
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保証は何年ですか?
公式サイトの商品ページには「1年保証」、同梱の取扱説明書には「最初の購入日から2年間」とあり、記載が分かれています(2026-10-31確認)。購入前に販売元へご確認ください。
-
日焼けしているときは使えますか?
使えません。日焼けした肌への使用は警告で止められており、使用した場合は暗くなった肌色が抜けるまで3か月以上かかることがある、と書かれています。

